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2018 SUPER GT Round2(富士)のピット研修に参加
毎年、GWのまっただ中にS-GTレースが展開される。今回は本学がファクトリーを構える「#9 PACIFIC with GULF RACING」へのピット研修レポート。ピット研修生は2名。
5月2日、NACを午前3時に出発。8時過ぎには富士スピードウェイに到着、早速レースの準備を進める。PACIFIC with GULF RACINGには、本学の学内インターシップ生が3名いて、彼らと行動を共にする。2018 AUTOBACS SUPER GT Round 2 FUJI GT 500km RACE
(レース日程は、5月3日(木)予選、4日(金)決勝)
5月2日
富士スピードウェイのピットは結構広い。機材搬入前にピット内の清掃を行う。
初日は練習走行。サポートしてくれるヨコハマタイヤへホイールを持ち込み、タイヤの組み込みを依頼する。
暫くするとタイヤが組み上がってくる。タイヤマンの指示に従い、窒素ガスに入れ替え内圧を調整する。
タイヤの内圧は気温、路面、走行状況、コースなどで様々に変化する。走行に最も重要な要素なので、気を緩めることは出来ない。
学内インターンシップ生はタイヤ交換も任される。走行の合間にタイヤ交換の練習を行う。
指導するのはNACの中里先生。
レースは様々なメンバーのチームワーク。ピット研修生だが、給油コックの操作を練習する。
また、給油中は消火器を直ぐに使える状態で構える。
タイヤ交換の練習が終了し、続いて練習走行の準備に入る。
5月3日(予選日)
連休のこの頃、富士山方面からよく霧が下りてくる。
これでは走行が出来ない。霧が晴れるまで暫し待機。
マシンの準備は整ったが、霧が晴れるまで待つ。
霧が晴れる兆候。
走行準備のためサーキット内のスタンドへガソリンを買いに行く。勿論、ハイオク。
霧が晴れてきたので、急ピッチでタイヤの準備をする。
5月4日(決勝日)
朝一のミーティングで綿密な打ち合わせを行う。
レース前のタイヤチェック。
いよいよレースが始まる。
レースが終了し、使用したタイヤをヨコハマタイヤへ返却。
タイヤは買取では無く、使用料(代金)を払って走った後は返却する。元のようにホイールのみ返却される。
決勝レース終了後、車両の確認と順位が確定するまで車両保管される。
車両保管解除後にマシンを引き取り、これから積み込みとなる。
車両保管解除後にトランスポータへマシンを積み込む。
ピットレーンでは優勝マシンの撮影や取材が続く。(写真は#23 MOTUL AUTECH GT-R NISSAN GT-R NISMO GT500 / NR20A)