今シーズン初の S-FJ レース | 中日本自動車短期大学-NAC

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今シーズン初の S-FJ レース

MS演習IVの総仕上げとして、6月17日に行われる「鈴鹿クラブマンレース Rd.3」に参戦してきました。 今回は、6月15日(金)をMS演習の学外授業の一環として全員参加、16日(土)、17日(日)は2台エントリーする各チームに5人ずつの学生が残ってレースを闘うことになりました。マシンはWEST 07J 二台、同じマシンでチームごとのセッティング、作戦、ドライバーの違いが検証できます。 (2018年6月15日~17日))

 

 

【1日目】
サーキットへは午前7時集合。マシンを下ろし、各チームのピットを設営します。

 

 

2チームに分かれ走行準備を始める。予め決めた役割に従って、それぞれ責任を持って作業を進める。

 

 

本日はスポーツ走行 5セッション。1セッションは30分走行する。前半が昼過ぎまでの3本、昼休みを挟んで後半2本の予定だ。スケジュールボードに記して、全員で共有する。ちなみに温度計付時計も掛けてあるが、8時前の気温が23.7℃。

 

 

足回りなどの作業と並行してエンジン暖機を行う。このときデータロガーとPCの接続状態やセンサーの稼働状況チェック重要な作業だ。

 

 

本学はAIMのロガーを使っており、専用アプリケーションでPCと接続する。

 

 

第1セッションに臨む岩井ドライバー。
今日は#79(NAC 1号車)に乗っていただく。

 

 

同じく#78(NAC 2号車)はベテランの八巻ドライバー。

 

 

第1セッションに入る#78号車。本日最初は緊張する。

 

 

続いて#79号車がピットレーンに入る。

 

 

最初の走行は基本的に「アウトイン」。マシンの状態をチェックするため、1ラップ走ったらピットインする。

 

 

ピットインしたら、エンジニアはドライバーのコメントを聞く。

 

 

走行前、走行後のエアチェックは温度測定と共に欠かせない。

 

 

この日は第2セッションの始めまでウェット、その後ドライに変更する。最初は未だ水煙が上がる状態だった。

 

 

走行後はデータロガーデータをPCにダウンロードする。GPSデータやカメラデータと合わせて走行の解析をする。

 

 

走行前、ドライバーが座ったらベルトのセットはメカニックの仕事。

 

 

エンジニアはピットインの度にドライバーのコメントを聴き、次の対応を考える。

 

 

この日何度目かのセッション前。

 

 

走行中のドライバーへはサインコーナーからサインボードでタイムを伝えたり指示をする。

 

 

今日のセッションは全部終了。メカニックもエンジニアもドライバとの情報交換。

 

 

【2日目】
今朝は、サーキット6時集合。気温16℃と若干低い。

 

 

16日土曜日のセッションは午前と午後に1本ずつ。残りは装備品チェックや任意車検。

 

 

昨日と気温が違うので、タイヤ回りのセッティングは異なる。

 

 

#78のギヤ鳴りが気になる。ギヤ・オイルも若干汚れている。夕方からミッションのOHを実施する。

 

 

サーキットから配布されるトランスポンダをガムテープで取り付ける。走行中、脱落しないよう注意する。

 

 

【3日目】
今回のレースは3日目朝から予選。写真右から二人目が八巻ドライバー。

 

 

予選前の岩井ドライバー。(写真左)

 

 

決勝スタート前の#79(岩井ドライバー)

 

 

こちらは同じく#78(八巻ドライバー)

 

 

#79が9ラップ目にS字コーナーでクラッシュ。残念ながらリタイヤ。

 

 

ご覧のように、リヤ右側を中心に破損した。幸い、トランスミッションの損傷は無さそう。

 

 

損傷車は勿論NACで修理をする。どれくらいの部品交換が必要かは持ち帰ってからチェックしよう。

 

今回、色々なトラブルがあったが、これも勉強。次のレースに生かそう!!