2019 S-GT Rd.3 | 中日本自動車短期大学-NAC

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2019 S-GT Rd.3

今シーズン3度目のスーパーGTは、三重県 鈴鹿サーキットで行われた。今回のピット研修ではS-GT GT300クラスの#9 PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHE(エントラントPACIFIC RACING with GOOD SPEED)に1名、S-GT GT300クラスの#21 Hitotsuyama Audi R8LMS(エントラント Audi Team Hitotsuyama)に2名、S-GT GT500クラスの#6 WAKO’S 4CR LC500(エントラントLEXUS TEAM LEMANS WAKO’S)に1名の学生をピット研修生として受け入れて頂きました。(2019年5月24日)

 

 

金曜日の朝、続々と各チームのトランスポーター(Racing trailer)が到着する。トレーラードライバーの運転技術に感動しました。

 

 

レースでは、各タイヤ供給メーカーによりサーキットでホイールにタイヤを装着してもらうため、装着後のタイヤをピットへ持ち帰ります。

 

 

今回25日に行われた予選において、#9 PACIFIC MIRAI AKARI NAC PORSCHEがコースアウトし、左側面をスポンジバリアに激突してしまいました。その影響でエンジンパーツが破損、スペアエンジンと交換する作業が行われることとなりました。

 

 

これがニューエンジン。エンジンの脱着作業を4時間ほどで終了、さすがレースメカニック。

研修生もお手伝いしています。

 

 

次の日の決勝には間に合いました。ピットイン、タイヤ交換、給油の様子。インターンシップ生がタイヤ交換を行っています。

 

 

ピットウォークの時間、各チームでのお仕事を任されている研修生。ピット研修では普段あまり見られないピット裏での仕事を見たり体験することができ、とても貴重な経験になります。

 

 

ピットウォークで本学MSE学科の卒業生で、#50 ARNAGE AMG GT3(エントラントArnage Racing)のドライバーである山下亮生選手にお会いすることができました。そのほかにも色々なチームで、MSE学科の卒業生が活躍しています。

 

 

 

 

 

今回3チームにピット研修でお世話になりましたが、それぞれ貴重な体験ができたと思います。24日からの3日間は5月とは思えない夏日が続いたため、気温30℃近くまで上がりました。学生の体力が続くか心配でしたが、みな最後までがんばってくれました。そしてレースが終わったとき、学生皆がいい笑顔だったことが印象的でした。

またレース業界で活躍している多くの卒業生とも久々に会え、みんなのがんばっている姿が見られたことを嬉しく思いました。今後、先輩たちの後を追いかける学生が数多く現れることを楽しみにしています。