2021年4月9日（金）～4月11日（日）

2021 AUTOBACS SUPER GT Round1が岡山国際サーキットで開催された。昨年はコロナ禍ですべてのレースが無観客での開催になり、残念ながらピット研修も実施することができず、悔しい一年となった。また、岡山国際サーキットにおいても2年振りの開催である。今回は人数制限や体調管理など厳しいコロナ対策を施しての開幕戦となった。今年もお世話になるPACIFIC RACING TEAMはCARGUY Racingとのジョイントでferrari488GT-3を走らせる。他にもarto Ping An Team Thailandのご協力により、ピット研修生を受け入れて頂いた。緊張の開幕戦であるが、学生諸君には頑張って頂きたい。（2021年4月15日）

先ずはピットの設営。ピット裏でのホスピタリティブースの準備をします。

今年のレース車両、フェラーリ488GT-3です。全レース車両の中でフェラーリは我々のみ。

練習走行前の燃料給油です。今回の学生の仕事は、タイヤマンと燃料チャージになります。開幕戦なので、いつもより緊張気味です。

レース直前の決勝グリッド。予選Q1では、0.1秒差でQ2進出を逃し17位でした。レースはセーフティカーが3回も入る荒れた展開となり、順位は落としましたが23位で無事完走しました。

ピット研修にご協力頂いたarto Ping An Team Thailandさん。また、機会がありましたらよろしくお願いします。

昨年度はコロナウイルスの影響もあり、S-GTではピット研修が催行出来ませんでした。しかし今年はしっかりとした感染防止対策を行い、開幕戦を迎えることが出来ました。研修生たちは初めてのビッグレースであり、緊張した面持ちでしたが、時間が経つにつれ作業も落ち着いておこなっていました。レースメカニックとして参加できたことは大変貴重な経験だったと思います。パシフィックレーシングさんはもちろんのこと、他のレーシングチームの方々にも本学学生に対して親切にして頂き、受け入れてもらえたことに感謝いたします。

次回のRd2富士戦もピット研修生にも今回同様頑張ってもらいたいです。