整備士は地方でも就職できる?地元で働きたい人のための求人の現実 | 中日本自動車短期大学-NAC

中日本自動車短期大学ロゴ

中日本自動車短期大学ロゴ

news

ニュース
AI広報ブログ

整備士は地方でも就職できる?地元で働きたい人のための求人の現実

整備士は地方でも就職できる?地元で働きたい人のための求人の現実

地方で整備士として働けるか不安…という悩みに、地域に根ざした整備需要と地元就職のリアルな求人状況でお答えします

この記事のポイント3つ

  • 整備士の仕事は地方でも安定している。車が生活の足になる地域ほど、点検・車検・修理の需要は途切れにくい
  • 全国の有効求人倍率は5.45倍(厚生労働省 job tag・令和6年度)。地元で探す前提でも、求人が見つかる土台はある
  • 地元就職で見るべきは求人の数より、勤務先の規模・業態と、学校が持つ地域企業とのつながり

この記事の結論

  • 一言で言うと、整備士は地方でも就職できる仕事
  • 最も重要なのは、整備需要が「人口」ではなく「車の台数と車齢」で決まると知ること
  • 失敗しないためには、全国の数字と自分の地元の求人を分けて確認すること
  • 地元就職を狙うなら、地域企業とのつながりがある学校を選ぶのが近道

地方で整備士の需要が安定している理由

車が生活インフラになっている地域ほど、整備は欠かせない

通勤、通院、買い物、子どもの送迎。
地方では、これらの移動の多くを車が担っています。
鉄道やバスの本数が限られる地域では、車が使えなくなること自体が生活の停止を意味します。
そのため点検・車検・修理は、景気が悪くても先送りしにくい支出です。
整備士の仕事が地方で途切れにくいと考えられるのは、この構造があるからです。
ここで大事なのは、需要を決めるのが人口の多さではないという点。
整備の仕事は、走っている車の台数と、その車がどれだけ古くなっているかで決まります。

数字で確認する|車齢の高齢化と整備売上の伸び

自動車検査登録情報協会によると、乗用車の平均車齢は9.44年で、33年連続で高齢化が進んでいます。
車が長く乗られるほど、部品交換や点検の出番は増えます。
日整連の令和7年度実態調査では、総整備売上高は6兆6,592億円で、前年度比6.4%増。
4年連続の増加です。
一方で供給側は細っています。
国土交通省の資料では、約6割の事業者が整備士不足を実感しており(令和5年度)、自動車整備専門学校の入学者数は過去18年で約47%減りました。
仕事は減らず、担い手が減る。
この組み合わせが、資格を持つ人の価値を押し上げています。

地方だからこその注意点も押さえておく

ここまでは追い風の話ですが、正直なところ、地方には地方なりの注意点もあります。
まず、5.45倍という有効求人倍率は全国の数字です。
自分の地元の求人数は地域ごとに違うため、ハローワークや求人サイトで実際に確認する必要があります。
次に、事業場の規模です。
国土交通省の資料では、認証事業場の整備要員は2〜3人が54.9%、4〜10人が40.4%。
小規模な事業場が大半を占めます。
少人数の職場は、一人が幅広い作業を任される反面、人間関係の影響を受けやすい面もあります。
そう感じて不安になるのは、ごく自然なことです。

地元で整備士として働くための求人の見方と判断基準

地方でよく見かける勤務先のタイプ

地元で整備士が働く場は、おおまかに次のタイプに分けられます。

  • 自動車メーカー系のディーラー
  • 地域に根ざした整備工場(認証・指定工場)
  • 中古車販売店に併設された整備部門
  • バス・タクシー・運送会社などの自社整備部門

どのタイプにも、向き不向きがあります。
特定メーカーの車を深く扱いたいならディーラー、いろいろな車種を幅広く見たいなら地域の整備工場、というのが一般的な考え方です。
勤務先の業態は、仕事の内容だけでなく収入にも関わるため、最初に整理しておきたい部分です。

求人票で確認したい5つのポイント

地元の求人を見比べるときは、次の5点を同じ物差しで確認してください。

  • 業態と取り扱う車種(国産中心か、輸入車も扱うか)
  • 整備要員の人数と年齢構成
  • 資格取得や研修への支援の有無
  • 休日・勤務時間・通勤手段(車通勤の可否)
  • 賃金の内訳(基本給と手当の区別)

参考までに、厚生労働省 job tag では自動車整備士の求人賃金は月額25.1万円とされています。
これは全国の平均的な水準で、地元の求人がこれより高いか低いかを比べる基準点になります。
1社だけを見て即決せず、2〜3社を比べてから決めるのが失敗しにくい進め方です。

地元就職を支える学校のつながりという視点

求人を自力で探すだけが、地元就職の方法ではありません。
学校が持つ企業とのつながりも、大きな手がかりになります。
中日本自動車短期大学(NAC)は岐阜県加茂郡坂祝町にあり、卒業生約25,000名と関連企業200社以上でつくる就職支援組織「日本ライン会」を持っています。
クラス担任制の個別指導で就職を支え、2014〜2025年3月卒業生の就職決定率は100%です。
求人票の裏側にある職場の雰囲気は、企業とのつながりがある学校のほうが聞き取りやすい。
これは、地元就職を考えるうえで見逃せない違いです。
ただし、どの学校でも同じ確認が必要です。
候補校には「地元企業の求人はどれくらい届くのか」「卒業生の就職先の傾向はどうか」を、同じ質問で聞いてみてください。

地方で働くことを判断するための3つの視点

地方で働くかどうかは、求人の数だけでは決められません。
判断の軸として、次の3つを自分に問いかけてみてください。

  • 収入:賃金の内訳を確認し、家賃や車の維持費を含めた生活の見通しを立てられるか
  • 成長:将来の資格取得や技術の幅を広げる機会が、その職場にあるか
  • 暮らし:通勤時間や休日、家族との距離など、地元で暮らす価値と釣り合うか

地方では、通勤に車を使える場合が多く、住まいの選択肢も広がる傾向があります。
これは一般的な見方で、実際の条件は地域や職場ごとに違います。
どれか一つだけを優先すると、後から迷いが出やすくなります。
3つを並べて紙に書き出すと、自分が何を大事にしているのかが見えてきます。

資格を軸にすると、地元でのキャリアは描きやすい

整備士は国家資格が土台の仕事です。
2級整備士を取ったあとに1級を目指す、車体整備の分野へ進むなど、資格の積み上げ方が見えているのは強みです。
NACの自動車工学科には、2級自動車整備士コース、1級自動車整備士コース、車体整備士コースがあります。
卒業時には「短期大学士」の学位と2級整備士の受験資格(実技試験免除)が得られます。
2級に必要な履修時間は、専門学校の1715時間に対し845時間。
差の約870時間を、先進技術や興味のある分野に充てられるのが短大制度の特徴です。
地元で長く働くなら、入社後も学び続けられる土台があるかどうかは、意外に大きな差になります。

遠方の学校に進んでから地元へ戻る選択肢

地元に学校がない場合、いったん別の地域で学び、資格を取ってから地元に戻る道もあります。
同校の対応地域は岐阜・愛知・三重・静岡・滋賀・長野で、寮・下宿の紹介もあるため、遠方からの入学者も在籍しています。
ただし、遠方の学校を選ぶなら、地元企業への就職支援がどこまで届くかを事前に確認することが欠かせません。

よくある質問

Q1. 地方で整備士の仕事は本当に安定していますか?

A1. 需要の面では安定しているといえます。
乗用車の平均車齢は9.44年で33年連続の高齢化、総整備売上高も4年連続で増加しています。
ただし地域ごとの求人数は異なるため、地元の求人は自分で確認してください。

Q2. 有効求人倍率5.45倍は地方でも当てはまりますか?

A2. 5.45倍は全国の数字で、地方にそのまま当てはまるとは限りません。
目安として受け取り、ハローワークや学校の求人情報で地元の実数を見るのが確実です。

Q3. 地方の整備工場は小規模で不安です。

A3. 認証事業場の整備要員は2〜3人が54.9%、4〜10人が40.4%と、小規模が大半です。
小規模だから悪いわけではなく、任される仕事の幅や教育体制を面接や見学で確かめることが大切です。

Q4. 都市部と比べて給料は下がりますか?

A4. 地域だけで一律に決まるものではありません。
業態や勤務先の規模による差も大きいため、求人票の賃金内訳を比べて判断してください。
年収の構造は別の記事で詳しく整理しています。

Q5. 地元の企業に就職しやすい学校の選び方は?

A5. 就職支援の仕組みを確認してください。
卒業生・関連企業200社以上でつくる「日本ライン会」のような就職支援組織を持ち、クラス担任制で個別に就職を支える学校もあります。
どの学校でも、地元企業の求人数と就職先の傾向を質問するのが有効です。

Q6. 実家から通えない場合、地元就職は難しくなりますか?

A6. 難しくなるとは限りません。
寮や下宿を使って学び、資格を取って地元へ戻る人もいます。
学校がどの地域の企業に強いかは、事前に必ず聞いておきましょう。

Q7. 資格を取るまでに必要な準備は?

A7. まず自分が目指す資格を決めることです。
2級整備士の受験資格は、短大や専門学校などの認定校を卒業して得られます。
どのコースを選ぶかで学ぶ内容が変わるため、早めに見学へ行くのがおすすめです。

Q8. 地方で整備士を続けるうえで、将来性はありますか?

A8. 国土交通省の資料では、自動車整備業の年間所得は2年間で約9%増えています。
整備士不足を実感する事業者が約6割ある状況では、資格と技術を持つ人が求められやすい環境といえます。
ただし勤務先ごとの差は大きいので、複数社を比べてください。

Q9. 学校選びで最初に確認すべきことは?

A9. 「何を学べるか」と「卒業後にどこへつながるか」の2点です。
履修時間、コースの種類、就職支援の仕組みを同じ項目で並べると、比較しやすくなります。
迷う段階こそ、見学に行く価値があります。

まとめ

この記事のまとめ:要点3つ

  • 整備士の需要は、人口ではなく車の台数と車齢で決まるため、地方でも安定しやすい
  • 全国の求人倍率5.45倍は目安にとどめ、地元の求人と勤務先の規模・業態を自分の目で確かめる
  • 地元就職は、企業とのつながりを持つ学校を選ぶことで道が開きやすくなる

地元で働く姿が少し具体的に思い描けたなら、次の一歩は候補校を見て比べることです。

全体像がつかめたら、次は候補校を実際に見て確かめる番です。
オープンキャンパスでは実習場や学校の雰囲気を体感できます(無料・予約制)。
→ オープンキャンパスを予約する
学科・学費・入試情報の資料は無料で請求できます。
→ 資料請求はこちら
NACの特徴を詳しく知りたい方はこちら。
→ NACが選ばれる理由
受験生専用ダイヤル:0120-500-885