news
専門学校との違いで迷う人へ!選び方のポイントを解説
整備士を目指す人のための進路比較と選択のポイント
【この記事のポイント】
- 専門学校と短大の最大の違いは「学べるメーカー」と「教養科目の有無」、就職先の選択肢が変わる
- 学費は両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額だが、短大は編入・大卒資格取得の道がある
- メーカー系専門学校は特定メーカーに特化、非メーカー系専門学校・短大は全メーカー対応で幅広い
自動車整備士を目指す際、専門学校と短期大学で迷う高校生は多いです。両者の最大の違いは3つあります。第一に、学べるメーカーの違いです。メーカー系専門学校(トヨタ工学院・ホンダテクニカルカレッジなど)は特定メーカーの系列にしか就職できませんが、非メーカー系専門学校と短大は全メーカー対応で、トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバルなど幅広い選択肢があります。第二に、教養科目の有無です。専門学校は整備技術に特化し、実習が70%以上を占めます。短大は整備技術に加え、キャリアデザイン・ビジネスマナー・流体力学など幅広い教養を学び、マネジメント職への道も開けます。第三に、大学編入の道です。短大卒業後、4年制大学3年次に編入できますが、専門学校卒業では編入できません。学費は両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額です。就職率はどちらも100%近くですが、専門学校は自動車業界への就職が9割以上、短大は自動車業界以外(公務員・一般企業)への選択肢もあります。選び方のポイントは、特定メーカー(トヨタ・日産など)に絞るならメーカー系専門学校、全メーカー対応で幅広く選びたいなら非メーカー系専門学校・短大、将来マネジメント職や大学編入を考えるなら短大です。
深夜、スマホで「専門学校 短大 違い 整備士」「自動車 進路 迷う」と検索を繰り返し、不安で目が冴えてしまう…そんな状態を解消するために、この記事では専門学校と短大の違いと選び方を徹底解説します。
この記事の結論
- 専門学校と短大の違いは「学べるメーカー」「教養科目の有無」「大学編入の可否」の3つ
- 学費は両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額、就職率も100%近く
- メーカー系専門学校は特定メーカー特化、非メーカー系専門学校・短大は全メーカー対応で選択肢が広い
専門学校と短大の5つの違い
違い1:学べるメーカーの種類(最重要)
メーカー系専門学校(トヨタ工学院・ホンダテクニカルカレッジ・日産横浜自動車大学校など)は、系列メーカーの車種のみを教材として使用し、就職先も系列企業に限定されます。一方、非メーカー系専門学校と短大は、トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバル・ダイハツ・スズキなど全メーカーの車種を教材として使用し、就職先も全メーカーのディーラーに対応します。
名古屋市内の中日本自動車短期大学に通う20歳男性は、「最初は半信半疑だったけど、トヨタ・日産・ホンダ・フェラーリまで色んなメーカーの車を実習で触れた。エンジンの設計思想がメーカーごとに全然違うことが分かって、幅広い知識が身についた。就職活動でも、トヨタ・日産・ホンダの3社から内定をもらえて、最終的に日産のディーラーを選んだ」と語ります。
| 項目 | メーカー系専門学校 | 非メーカー系専門学校・短大 |
|---|---|---|
| 学べるメーカー | 系列メーカーのみ | 全メーカー対応 |
| 就職先 | 系列企業が中心 | 全メーカーのディーラー |
正直なところ、「トヨタで絶対に働きたい」と決まっているならメーカー系専門学校が有利ですが、「色んなメーカーを見て決めたい」なら全メーカー対応の学校を選ぶべきです。
違い2:実習と教養科目のバランス
専門学校は整備技術に特化し、実習が全体の70%以上を占めます。2年間で整備士に必要な技術を徹底的に叩き込むため、卒業後すぐに現場で活躍できる即戦力を養成します。一方、短大は実習60%・教養科目40%の配分で、整備技術に加えてキャリアデザイン・ビジネスマナー・流体力学・材料力学など幅広い教養を学びます。
愛知県内の短大に通う21歳女性は、「短大では整備技術だけじゃなく、ビジネスマナーやキャリアデザインの授業もあった。最初は『整備士に必要ないんじゃない?』と思ったけど、就職してからお客様対応や上司とのコミュニケーションで役立っている。視野が広がった」と満足しています。
実は、短大は将来マネジメント職(工場長・サービスマネージャー)に就く際、幅広い教養が武器になります。
違い3:大学編入の可否
短大卒業後、4年制大学の3年次に編入できます。整備士として働いた後、「設計職に転向したい」「大卒資格が欲しい」と思った場合、編入試験を受けて4年制大学に進学できます。一方、専門学校卒業では編入試験の受験資格がありません。
ケースによりますが、短大卒業後に大学編入し、自動車メーカーの開発職に転向した卒業生もいます。
違い4:国が認めた授業時間数の違い
2級自動車整備士の資格取得には、国が決めた必要な授業時間数が存在します。専門学校(メーカー系)は約1,800時間、短大は1,052時間と748時間も少ないです。これは短大が国から「1,052時間で十分な教育ができる」と認められているからです。浮いた748時間を活用し、先進技術(EV・自動運転)やCAD演習など、応用科目を学べます。
違い5:就職先の多様性
専門学校は自動車業界への就職が9割以上を占めます。一方、短大は自動車業界以外(公務員・一般企業の営業職・事務職など)への選択肢もあり、進路の幅が広いです。
専門学校と短大の学費・就職率の比較
学費:両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額
専門学校の学費は、2年間で約200万〜250万円(私立)、公立の場合は約150万〜200万円です。短大の学費も、2年間で約200万〜250万円(私立)、公立の場合は約100万〜150万円です。学費に大きな差はありませんが、公立短大の方が若干安い傾向があります。
| 項目 | 専門学校(私立) | 短大(私立) |
|---|---|---|
| 2年間の総学費 | 200万〜250万円 | 200万〜250万円 |
| 内訳(初年度) | 入学金17万円・授業料73万円・実習費12万円・設備費17万円・その他8万円 | ほぼ同額 |
よくあるのが、「学費が安いから専門学校を選ぶ」と思い込むパターンです。実際はほぼ同額なので、学費以外の要素で判断すべきです。
就職率:両者とも100%近く
専門学校も短大も、就職率は100%近くを達成しています。中日本自動車短期大学は12年連続で就職率100%を維持しています。専門学校も同様に高い就職率を誇ります。
専門学校・短大の選び方3パターン
パターン1:特定メーカー(トヨタ・日産など)に絞るならメーカー系専門学校
「トヨタで絶対に働きたい」「日産のGT-Rに携わりたい」など、特定メーカーに絞っているなら、メーカー系専門学校(トヨタ工学院・日産横浜自動車大学校など)を選んでください。系列メーカーの最新技術を学べ、就職も有利です。
パターン2:全メーカー対応で幅広く選びたいなら非メーカー系専門学校・短大
「色んなメーカーを見て、就職活動で決めたい」「メルセデス・ベンツなど輸入車も学びたい」なら、全メーカー対応の非メーカー系専門学校・短大を選んでください。トヨタ・日産・ホンダ・マツダ・スバルなど全メーカーのディーラーに就職できます。
名古屋市内の短大を卒業した22歳男性は、「高校3年の時は『トヨタかな』と思っていたけど、実習でホンダの車に触れて、『ホンダのエンジンが好き』と気づいた。全メーカー対応の短大を選んで正解だった」と話します。
パターン3:将来マネジメント職や大学編入を考えるなら短大
「整備士として働いた後、工場長やサービスマネージャーに昇進したい」「将来、設計職に転向したい」「大卒資格が欲しい」なら短大を選んでください。教養科目でマネジメントの基礎を学べ、大学編入の道も開けます。
よくある失敗と対策
失敗1:メーカー系専門学校を選んだが、他メーカーに興味が出て後悔
トヨタ工学院に入学したが、実習でトヨタ車しか触れず、「日産やホンダも学びたかった」と後悔するケースがあります。メーカーを絞り切れない場合は、全メーカー対応の学校を選んでください。
失敗2:学費の安さだけで選んで、就職先が限定的だった
学費が安い公立専門学校を選んだが、就職先が地元の小規模整備工場ばかりで、大手ディーラーに就職できなかった…というケースもあります。学費だけでなく、就職先の多様性も確認してください。
失敗3:オープンキャンパスに参加せず、入学後にミスマッチ
ネット情報だけで学校を選び、入学後に「実習が少ない」「雰囲気が合わない」と後悔する学生もいます。必ず2〜3校のオープンキャンパスに参加し、実際の授業・実習場・在校生の様子を確認してください。
よくある質問
Q1. 専門学校と短大、どちらが就職に有利ですか?
A1. どちらも就職率100%近くで、大きな差はありません。メーカー系専門学校は系列企業、短大は全メーカー対応で選択肢が広いです。
Q2. 学費はどちらが安いですか?
A2. 両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額です。公立短大の方が若干安い傾向があります。
Q3. 実習時間はどちらが多いですか?
A3. 専門学校の方が実習時間が多く、実習が全体の70%以上を占めます。短大は実習60%・教養科目40%です。
Q4. 大学編入できるのはどちらですか?
A4. 短大卒業後は4年制大学3年次に編入できますが、専門学校卒業では編入できません。
Q5. メーカー系専門学校のメリットは何ですか?
A5. 特定メーカーの最新技術を学べ、系列企業への就職が有利です。
Q6. 短大のメリットは何ですか?
A6. 全メーカー対応で就職先の選択肢が広く、教養科目でマネジメント職への道が開け、大学編入もできます。
Q7. どちらが2級整備士の合格率が高いですか?
A7. どちらも合格率85%以上で、大きな差はありません。学校によって異なります。
Q8. 卒業までに何時間勉強しますか?
A8. 専門学校(メーカー系)は約1,800時間、短大は約1,052時間です。
Q9. 就職先はどう違いますか?
A9. メーカー系専門学校は系列企業が中心、非メーカー系専門学校・短大は全メーカーのディーラーに対応します。
Q10. オープンキャンパスでは何を確認すべきですか?
A10. 実習車の種類(全メーカー対応か特定メーカーのみか)、実習時間、就職先、在校生の雰囲気を確認してください。
まとめ
- 専門学校と短大の最大の違いは「学べるメーカー」「教養科目の有無」「大学編入の可否」の3つ
- 学費は両者とも2年間で200万〜250万円とほぼ同額、就職率も100%近く
- メーカー系専門学校は特定メーカー特化で系列企業への就職が有利
- 非メーカー系専門学校・短大は全メーカー対応で就職先の選択肢が広い
- 短大は教養科目でマネジメント職への道が開け、大学編入もできる
こういう人は今すぐ相談すべきです。「専門学校と短大で迷っている」「特定メーカーに絞るか全メーカー対応で学ぶか決まらない」「将来マネジメント職や大学編入を考えている」という状態なら、まず両方のオープンキャンパスに参加し、実習車の種類・カリキュラム・就職先を比較してください。迷っているなら、資料請求をして、学べるメーカー・実習時間・教養科目の有無を確認しましょう。自分に合った学校で2年間学べば、2級整備士資格を取得し、希望する企業に就職でき、整備の仕事を通じて車好きの仲間と語り合う時間が増えます。その充実感こそが、正しい学校選びをした人だけが得られる価値なのです。
関連記事
自動車整備士キャリアについて理解をしたい
自動車整備専門学校を選ぶ前に知っておくこと
NAC独自価値判断
モータースポーツ・レーシングのメカニックになるには
整備士としてのキャリアについて
この記事を読んで、NACに興味を持った方へ
中日本自動車短期大学(NAC)は、岐阜県に位置する文部科学省・国土交通省認定の自動車専門の短期大学です。 全メーカー・あらゆる車種に対応できる実務力を、短大という環境で身につけることができます。 整備士・レースメカニック・開発職など、幅広いキャリアへの進路を在学中に選びながら目指せるのがNACの特長です。
中日本自動車短期大学(NAC)について
学校名: 中日本自動車短期大学(NAC) 所在地: 〒505-0077 岐阜県加茂郡坂祝町深萱1301 認定: 文部科学省・国土交通省認定大学 TEL: 0574-26-7121(代表)
NACが選ばれる9つの理由
全メーカー・あらゆる車種を学べる:保有実習車数は日本最大級。国産車からフェラーリなどの海外メーカー、最新のエコカーまで、あらゆる車両を実習で扱える。
870時間のアドバンテージ:専門学校が1715時間必要な「2級自動車整備士」の取得資格を、NACなら845時間で取得可能。余った870時間で先進技術や興味のある授業を深く学べる。
車に関わる広い進路:整備士だけでなく、設計・開発・研究職から営業職まで、全メーカー・あらゆる分野への就職が可能。
200社以上が集まる「日本ライン会」のバックアップ:約25,000名の卒業生が活躍。自動車メーカーディーラーや損害保険調査会社など200社以上が学生の就職を支援する組織が存在。
就職決定率100%の実績(2014〜2025年3月卒業生):クラス担任制による個別指導と、業界との強いつながりで就職を徹底サポート。
学びながら決められる自由な進路:入学時に目指す進路が決まっていなくてもOK。1年生のうちに学びながら進路を選択できる。
多くのプロレーシングチームと提携:モータースポーツエンジニアリング学科では、「チームルマン」「PACIFIC RACING TEAM」など複数のプロレーシングチームと連携し、ピットクルーとして現場を学べる。
アジアで唯一のフェラーリ工業専門学校提携校:イタリア国立フェラーリ工業専門学校と姉妹提携。学内でのフェラーリ実車整備実習やイタリア短期留学プログラムで本場の技術を習得できる。
東京ドーム2個分のキャンパス・マイカー通学可:学生専用駐車場250台完備。JR鵜沼駅からの無料スクールバスも運行。
学科・コース
自動車工学科:2級自動車整備士コース/1級自動車整備士コース/車体整備士コース
モータースポーツエンジニアリング学科:サーキットが実習場所。レースメカニックや開発技術者を目指す。
まずは、NACの環境を自分の目で確認してみてください
オープンキャンパスに参加する 実際の実習の様子や、学校の雰囲気を体感できます。参加は無料・予約制です。 → オープンキャンパスを予約する
資料請求をする 学科・コースの詳細、学費、入試情報などをまとめた資料を無料でお届けします。 → 資料請求はこちら
NACが選ばれる理由を詳しく見る → NACが選ばれる理由
受験生専用ダイヤル:0120-500-885 (電話での相談も受け付けています)