educational philosophy
教育理念学科ポリシー
教育理念
技術者たる前に、良き人間たれ。
人間性豊かな自動車技術者の育成を目指して
本学は1967(昭和42)年の設立以来、社会が求めるハイレベルな自動車整備技術者を養成することを目的とし、
国内外に通用する自動車技術者の育成に努めて参りました。
技術者としてのスキルだけでなく、人間力が求められるこの時代、
本学では、「技術者たる前に良き人間たれ」の建学の精神に基づき、
より質の高い技術者の養成を進めています。
建学の精神と教育理念について
中日本自動車短期大学の建学の精神は「技術者たる前に良き人間たれ」です。本学は1967(昭和42)年、神野浅義(じんのあさよし)初代理事長が自動車産業の急成長を肌身に感じられ、国内外に通用する自動車技術者の育成機関として、二級自動車整備士を養成する自動車工業科単科の工業系短期大学として設立されたものです。
技術教育の理念が正しく認識、実践される必要性から、神野学園の建学の精神は「優れた技術は人に幸福をもたらし、誤れる技術は人に災いをもたらす。
技術は人が造るなり。故に、技術者たる前に良き人間たれ。」です。
「技術者たる前に良き人間たれ」は本学をはじめ、岐阜医療科学大学、中日本航空専門学校が共有して建学の精神として掲げています。
教育理念は「人間性豊かな自動車技術者を育成し、教育研究を通じて社会に貢献する」です。
本学は建学の精神を反映して教育の本質は人間性の涵養にあるという信念の下に、社会の健全な発展に貢献できる人間性豊かな自動車技術者の育成を目指して教育理念の再構築を行いました。
教育目標
教育目的は、学則第1条(目的)「本学は教育基本法及び学校教育法の精神に則り、広く知識を授けるとともに、深く自動車工学に関する専門の技術を教授研究し、その応用能力とすぐれた人格を涵養し、もって社会に有用な実践力に富む人材を育成することを目的とする」によって定めています。具体的には、以下の教育理念・教育目的に対する全学的な5つの教育目標を示しています。
- 個性を尊重し、
教養豊かな人格を
涵養する。 - 社会的責任感と
技術者としての
倫理観を備えた人を
育成する。 - 向上心を持ち、
自助努力する人を
育成する。 - 考察力・実践力・
創造力豊かな
自動車技術者を
養成する。 - 幅広い視野を持ち、
地域社会や国際社会に貢献できる人材を
育成する。
中日本自動車短期大学は、上記の教育理念に基づき、社会に有用な人材の育成に日々努めて参ります。
学科ポリシー
自動車工学科
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
教育理念、教育の目標に基づき、次の入学者受入方針を持つ。
- しっかりとした目的意識、強い学習意欲があり、たゆまず努力する人。
- 自動車の機能や構造に興味があり、自動車整備士を目指す人。
- ものづくりに興味があり、自動車の開発・研究、
地球環境問題に役立つ技術者を目指す人。 - 豊かな人間性を持つエンジニアとして、社会への貢献を目指す人。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
教育理念・教育目標を実現するため、次のことを意図してカリキュラムを組み立てている。
- 豊かな人間性を涵養し、全人的な成長の基礎を築くため、教養科目として、一般教育科目、外国語科目、保健体育科目及びキャリア開発科目を配置している。これらを通して学習に必要な基礎学力の習得を可能にする。また自分の意志で成長し、自主的、継続的に学習していく「人間力」や「コミュニケーション能力」などの「社会人としての基礎力」を身に付けるとともに、広い視野から専門領域を超えて問題を探求する姿勢や態度を育成する。
- 専門科目では、自動車技術やものづくりに関する基礎科目及び自動車工学・自動車整備科目を配置している。これらの学習を通して自動車技術者として十分な知識を持ち、その分野の問題解決に応用する力を育成する。また、この中に配置されている二級自動車整備士の養成に関わる科目(以下二級認定科目という)を修得することにより二級自動車整備士の受験資格を得ることができる。
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
教育理念・目標に基づき、それを達成するための教育課程を編成している。卒業までに身に付けるべきこととして、以下に挙げることが求められる。所定の単位を修めた学生は卒業が認定される。
- 教養科目を通して豊かな人間性や基礎学力を養い、広い視野から専門領域を超えて問題を探求する姿勢・態度および社会的責任感や技術者としての倫理観を身に付ける。
- 専門科目では、体系化された自動車工学に関する学習を通して、自動車技術に関する普遍的な原理を理解するとともに、技術革新に対応できる創造力や実践力を身に付ける。二級認定科目を修めて卒業した者には、二級ガソリン自動車整備士および二級ジーゼル自動車整備士の受験資格が付与される。
モータースポーツエンジニアリング学科
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
教育理念、教育の目標に基づき、次の入学者受入方針を持つ。
- しっかりとした目的意識、強い学習意欲があり、たゆまず努力する人。
- 自動車の機能や構造に興味があり、自動車整備士を目指す人。
- ものづくりに興味があり、自動車の開発・研究、
地球環境問題に役立つ技術者を目指す人。 - 豊かな人間性を持つエンジニアとして、社会への貢献を目指す人。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
教育理念・教育目標を実現するため、次のことを意図してカリキュラムを組み立てている。
- 豊かな人間性を涵養し、全人的な成長の基礎を築くため、教養科目として、一般教育科目、外国語科目、保健体育科目及びキャリア開発科目を配置している。これらを通して学習に必要な基礎学力の習得を可能にする。また自分の意志で成長し、自主的、継続的に学習していく「人間力」や「コミュニケーション能力」などの「社会人としての基礎力」を身に付けるとともに、広い視野から専門領域を超えて問題を探求する姿勢や態度を育成する。
- 専門科目では、自動車技術やものづくりに関する基礎科目、自動車工学・自動車整備科目および関連科目を配置している。これらの学習を通して自動車技術者として十分な知識を持ち、その分野の問題解決に応用する力を育成する。この中に配置されている二級自動車整備士の養成に関わる科目(以下二級認定科目という)を修得することにより、二級自動車整備士の受験資格を得ることができる。
- モータースポーツエンジニア等の養成に係る必修科目及び選択科目を編成し、より高度な自動車技術を修得させ、自動車関連業界に広く貢献し得る自動車技術者を育成する。
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
教育理念・目標に基づき、それを達成するための教育課程を編成している。卒業までに身に付けるべきこととして、以下に挙げることが求められる。所定の単位を修めた学生は卒業が認定される。
- 教養科目を通して豊かな人間性や基礎学力を養い、広い視野から専門領域を超えて問題を探求する姿勢・態度および社会的責任感や技術者としての倫理観を身に付ける。
- 専門科目では、体系化された自動車工学に関する学習を通して、自動車技術に関する普遍的な原理を理解するとともに、技術革新に対応できる創造力や実践力を身に付ける。二級認定科目を修めて卒業した者には、二級ガソリン自動車整備士および二級ジーゼル自動車整備士の受験資格が付与される。
専攻科 一級自動車整備専攻
教育目的
専攻科一級自動車整備専攻は、自動車工学科の教育を基礎として、一級自動車整備士の養成を主目的としている。入学資格は2級ガソリン・2級ジーゼル自動車整備士資格の両資格を持つことが条件となっており、教育内容はより高度な整備技術・診断技術、ハイブリッド車や燃料電池車などの新技術、環境保全・安全管理に対する知識、顧客への説明等のコミュニケーション能力などの修得である。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
教育理念、教育の目標に基づき、次の入学者受入方針を持つ。
- しっかりとした目的意識、強い学習意欲があり、たゆまず努力する人。
- 高度な整備技術力を身に付け、一級自動車整備士の資格取得を目指す人。
- ものづくりに興味があり、自動車の開発・研究、
地球環境問題に役立つ技術者を目指す人。 - 豊かな人間性を持つエンジニアとして、社会への貢献を目指す人。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
専攻科一級自動車整備専攻は、国土交通省の一種養成施設として指定を受けた一級自動車整備士養成課程である。専攻科一級自動車整備専攻の教育課程は、一種養成施設の基準に準拠して編成され、一級自動車整備士養成に関わる科目(一級指定科目という)で編成されている。一級自動車整備士課程を修了した者には一級小型自動車整備士の受験資格が付与される。
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
一級自動車整備士とは、より高度な整備技術力に裏付けされたアドバイザー能力、安全管理、環境保全など重要なテーマに貢献できる整備士として位置づけられている。一級自動車整備士には、二級自動車整備士の知識に加え以下に挙げる高度な知識・技術を身に付けることが求められる。これらを身に付け、所定の単位を修めた学生は修了が認定される。
- 電子制御装置の高度整備・故障診断技術
- 振動・騒音の高度整備・故障診断技術
- 新技術(ハイブリッド車など)
- 総合診断(問診・診断・整備計画等)と整備結果の説明
- 環境保全
- 安全管理
専攻科 車体整備専攻
教育目的
専攻科車体整備専攻は、自動車工学科の教育を基礎として、自動車車体整備士の養成を主目的としている。事故により損傷を受けた車両のメカニカルな範囲は二級自動車整備士が修復できるが、エンジンやシャシを組み込む車体自体に捩れ・曲がりなどの損傷を受けた場合は、車体を矯正して車両検査基準に適合させる必要がある。教育内容は、板金やフレーム修正技術、難易度の高い溶接、塗装などの高度な技術修得である。加えて、その高度な技術を応用し授業の一環としてカスタムカーなどの車両製作を行っている。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
教育理念、教育の目標に基づき、次の入学者受入方針を持つ。
- しっかりとした目的意識、強い学習意欲があり、たゆまず努力する人。
- 自動車の機能や構造に興味があり、自動車整備士を目指す人。
- ものづくりに興味があり、自動車の開発・研究、
地球環境問題に役立つ技術者を目指す人。 - 豊かな人間性を持つエンジニアとして、社会への貢献を目指す人。
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
専攻科車体整備専攻は、国土交通省の認定大学であり、教育課程は認定大学基準に準拠し、車体整備士課程として編成され、車体整備士養成に関わる科目(車体認定科目という)で編成されている。専攻科車体整備専攻を修了した者は自動車車体整備士の受験資格が付与される。
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
自動車車体整備士には、二級自動車整備士の知識に加え以下の専門的知識・技術が求められる。これらを身に付け、所定の単位を修めた学生は修了が認定される。
- 車枠及び車体の計測技術
- 車枠及び車体の修正技術
- 車枠及び車体の板金・溶接技術
- 車枠及び車体の塗装技術
留学生別科
教育目的
自動車整備技術の習得に必要な日本語能力と自動車工学の予備知識を獲得させ、自動車に対する興味を喚起する。また、国際的視野を持って日本の文化、社会、産業全般について理解しようという積極的な姿勢を育み、将来の進路を見据えた自主的、継続的な学習習慣を身につける。
アドミッションポリシー(入学者受入方針)
本学教育理念に基づき、自動車に関する技術や産業に関心を持ち、将来日本と母国間の文化交流、経済発展等に貢献するために、積極的に日本語を習得しようという意欲のある人の入学を求める。
- 自動車全般の知識について関心のある人
- 自動車整備技術に関心があり、日本または母国で自動車整備士を目指す人
- 日本語を学ぶことを通じて自身のキャリアアップにつなげたいと考えている人
- 日本の科学・文化や技術習得に関心のある人
カリキュラムポリシー(教育課程の編成方針)
本学教育理念に基づき、日本語を使用して日本や母国で活躍したいと望む人に対して、その目標実現に必要な日本語能力を習得させるため、カリキュラムを組み立てている。
- 学生の日本語能力に応じたクラス編成を取り、科目ごとにレベル別の5クラスを設けている。学生は、自分のレベルに合ったクラスで、効果的な学習ができる。それぞれのクラスは日本語能力試験N5からN2レベルに対応する。
- 日本語科目は「総合」「文字語彙」「聴解」「読解・文法」「作文・漢字」「日本文化事情」「アカデミックコミュニケーション講座」を開設し、さらに教養科目「PC日本語」「英語」「数学」を開設している。これらの学習を通して、日本語の総合的表現力を養うとともに、日本語環境のコンピュータ操作等将来への応用知識を身につける。
ディプロマポリシー(卒業認定・学位授与に関する方針)
本学教育理念と留学生別科の教育目的に基づき、以下の内容を身につけ、所定の修了要件を満たした者に修了が認定される。
- 日本の文化・風俗・習慣に触れ、日本人の考え方を理解し日本社会に適応する能力を養うとともに、国際的な幅広い視野と思考力を身につける。
- “読む・聞く・話す・書く”の4技能がバランスよく伸び、大学において日本人とともに授業を受講できる程度の日本語能力(N2レベル相当)を身につける。